CROD: CALIFORNIA REGISTRY OF OVUM DONORS

Asian Egg Donor Applicants Wanted.Linking loving open minded women with couples who want children.

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卵子(エッグ)ドナー体験談

シカゴのM.Uさんの体験談:「私の卵子は幸せです!」

エッグドナーについての、広告を見たとき、こういう社会貢献の方法があるのかと驚きました。私は、妊娠中絶の経験があり、何か誰かの役に立てることをして、その罪を償いたいという気持ちをずっと持っていました。しかし、卵子提供をするということは、この世界に自分の遺伝子を持った人が、自分の子供ではないところに存在するということ。これは、自分にできることなのか、レシピエントになる方は、いいと思ってくれるのか、いろいろな思いが頭を巡り、資料は早々に請求しましたが、半年ほどは、エントリーできずにいました。しかし、そんな一方で、子宮頸がんの検診を受けたり、エントリーの写真を準備し始めるなど、エントリーのために準備をしている自分もいました。

この間、インターネットで、「卵子提供」と検索すると、出てくるのは、ドナーではなく、レシピエントとなる方々の闘病や、卵子提供を受けるまでの準備、妊娠することができた喜びなどをつづったウェブサイトでした。これを読み、多くの人たちが卵子提供を必要としていること、妊娠できた方がどんなにうれしい気持ちになっているか、を知り、ドナーとしてエントリーすることを決めました。

ドナーとして選ばれた時には、驚きと、私を選んでくれたことへの感謝の気持ち、誰かの役にたてるという気持ちでうれしくなりました。CRODの私の担当コーディネーターさんも、とても優しく、深い知識で私を支えてくれました。ピルの内服、注射と順に始まり、その間の検診もありました。ピル内服時、吐き気の副作用がありましたが、コーディネーターさんから副作用軽減についてのアドバイスをいただき、その適格さ、といつもついていてくれて、相談できるという気持ちで心強くなりました。ピルの内服が少しつらかったので、注射はまったく気になりませんでした。自分に注射するという初めての経験でしたが、私は好奇心が強く、新しいことを経験したな、という前向きな気持ちでした。

採卵直前、サンフランシスコでの滞在では、体調管理をしながら、観光もできたし、おいしい料理も堪能できて、さらにクリニックのスタッフの方々もとても優しく、心強い仲間に囲まれながら、満喫して過ごしていました。卵胞が適度な大きさになり、採卵へのGOサインが出た時も、不安がないよう、質問に答えてくれたり、詳しく説明してくれました。

採卵当日も、ベテランスタッフさんたちに囲まれ、いろいろお話をしていたので、まったく不安がありませんでした。採卵時は、麻酔のため、気が付いたら終わっていました。目が覚めたとき、麻酔の影響か、担当医師が私の卵子の1つの写真をみせて、「あなたにそっくりだね」と言ってくれたからか、周りには優しい看護師、慣れたコーディネーターさんがいてくれたからか、この卵子提供という社会貢献をやり遂げたからか、レシピエント様より、感謝の言葉のお手紙をいただいたからか、とても幸せな気持ちでいっぱいでした。痛みは、歩いたり、咳をしたり、笑ったりすると、多少ありましたが、ホテルでゆっくり休んだので、2日目には、ほとんどよくなっていました。

卵子提供と、はじめ聞いた時には、いろいろ心配もありましたが、やり遂げた今は、本当に幸せな気持ちで、エントリーして、良かったなと心から思っています。今回かかわることができた、レシピエント様、コーディネーターさん、クリニックのみなさんには、感謝の気持ちでいっぱいです。